侵襲性歯周炎(練馬区石神井公園の歯周病専門医)

石神井公園駅北口徒歩1分、歯周病専門医インプラント認証医、たけのうち歯科クリニックの竹之内です。当院は、歯周病・インプラント・審美歯科・予防歯科に積極的に取り組んでおります。

一般の方はあまり知らないと思いますが、歯周病には様々な病態があります。
広く知られている歯周病は、慢性歯周炎といわれるもので、発症時期は35歳くらいであることが多く、組織破壊の速度は比較的緩慢です。

歯周病患者さんの多くは、この慢性歯周炎(成人性歯周炎)に罹患しておりますが、
稀に、10~30歳代と若い時期に発症し、組織破壊の進行が早い“侵襲性歯周炎”という歯周病に罹患している方がいらっしゃいます。

この疾患の発症頻度は、人種によって異なるといわれておりますが、日本では1%未満であり、通常であれば日常臨床で遭遇する機会はそれほど多くはありません。
しかしながら、一般的な慢性歯周炎より症状が重篤かつ深刻であるため、そのような患者さんが来院された場合には慎重な対応が必要であり、一般歯科医の多くは、大学病院の歯周病科や歯周病専門医に紹介する形をとります。

当院には、私と妻の2人の歯周病専門医がいるからでしょうか、このような侵襲性歯周炎の患者さんが、他院からの紹介や患者さんが自ら調べて来院されます。

写真の患者さんは、30歳前半の女性の方です。

すべての歯がグラグラして、痛くて噛めない状態で来院されました。
口腔内写真をみると、歯肉の炎症が著しく、歯の病的な移動も伴っているのがわかります。

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レントゲン写真をみると、30歳という年齢では通常考えられないような歯槽骨(歯を支持している骨)の破壊を認めます。
これだけ歯槽骨が吸収し、歯肉の炎症も強ければ、歯の動揺(グラグラする)が著しいのも無理はありません。

そして、侵襲性歯周炎の2次的特徴でもある、歯周組織の破壊の程度と歯石やプラーク付着の量が一致しないという所見も認められます。

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そこで、歯周組織検査や細菌検査にて病態診断を行い、侵襲性歯周炎に対するアプローチを開始しました。
現在も治療中であり、下の写真は治療経過を確認するための写真ですが、初診時と比較して歯肉の炎症はかなり改善されていると思います。

大分きれいな歯肉になりました。(上顎前歯部や臼歯部の一部には仮歯が装着されています。)

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炎症のコントロールと噛み合わせの調整により、歯の動揺も軽減し、患者さんもしっかり食事が取れるようになりました。
歯の病的な移動が自然と改善されている部位もあります。

現在は、噛み合わせや清掃性を考慮して、矯正治療も視野に入れ治療を進めているところです。

歯周病専門医としては、このような侵襲性歯周炎においても適切に対応し、長期的に安定した歯や歯周組織を獲得することが使命だと思っております。

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カテゴリー:症例

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